EVENT & SEMINAR 2015.11.05

【共同研究プロジェクト】電通テック × Vogaro その2

  • Lab

代理店と制作プロダクションの垣根を取り払い新しいモノを作り出す、電通テックさんとの「共同研究プロジェクト」も第4回まで行われ、現場で実際に起きる困りごとの打開策などを闊達に議論できる場として、相互の理解を深めつつあります。

今回は、第3回と第4回で行った内容のレポートです。
 
まずはおさらい。以下のカリキュラムの通り、今回は「デザインの制作プロセス」と「マークアップ構築でハマりがちな落とし穴」を講義させていただきました。
 

第1回:プランニング(Vogaroについて/デジタルトレンドのおさらい) 
第2回:アートディレクション(プランニングをカタチにするプロセス) 
第3回:デザイン(デザイナーの制作プロセス)
第4回:マークアップ(HTML5・CSS3を用いる際のハマりがちな落とし穴)
第5回:フロントエンド(WebGL等を用いた技術開発)

※第6回以降:アウトプットのテーマ決めなど

ではダイジェストでご紹介します。

第3回:デザイン(デザイナーの制作プロセス)

講師役:千葉(Vogaro株式会社/メインデザイナー)
参加者:10名程度

この回では、デザイン制作のフローを10ステップに分け、さらに「方向性決定・構成作成」と「デザイン制作」の二つの大きなフェーズとして紹介。
実際に電通テックさんと共に取り組んだプロジェクトを例に、担当された方のコメントなども述べて頂きながら、制作を手掛けた弊社千葉が、各ステップ毎に考えたことや悩んだ点を解説していきました。

その担当者の方も見ていない制作段階でボツになったメインビジュアルのパターンなども見て頂き、具体的にどういった思考プロセスを経てデザインとしてカタチに落とされていくのかを、徐々に出来上がっていくデザインを追いかけながら説明。
「汲み取った企画意図に基づいた、根拠ある“こだわり”の昇華=デザイン」という締め括りから、そのデザインに深みと説得力を与えるには、デザインが持つストーリーをしっかりチームが共有・共感し、誇りを持って人に伝えられることが肝要であると、両者が理解を深めるシーンもありました。

第4回:フロントエンド:マークアップ編
(HTML5・CSS3等のハマりがちな落とし穴)

講師役:留奥(Vogaro株式会社/マークアップチーフ)
参加者:10名程度

第4回は「フロントエンド:マークアップ編」と題し、Webの基礎となる構築部分から、それらに纏わる新しい技術の進化に伴った“今の時代にWebサイトを作るということ”が具体的にどういった考え方・作業として発生するのかを紐解きました。
 
その中でも、昨今のデバイス環境に則した技術であるHTML5とCSS3をピックアップし、これらを活用し制作していく際に気を付けるべき点(対応ブラウザやプログレッシブ・エンハンスメントについて)を、弊社留奥が実際のプロジェクトを例に解説。

また、マークアップの構築プロセスで実際に起こったトラブルや失敗談とその時に行った解決策をケーススタディとして3例用い、意外に知られていないマークアップエンジニアが担当している様々な確認業務や作業内容などを紹介しました。
対象ブラウザのバージョンが古い場合にどのような対応方法があるか?といった質疑応答で、どんどん進化してゆくマークアップ手法の重要性とそれが常に孕むリスクを学び“転ばぬ先の魔法の杖”をしっかりと共有しました。

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電通テックさんとの【共同研究プロジェクト】勉強会は、第5回までは決定しており、その後もまだまだ続きます。
弊社が「ものづくり」にかける熱量で、少しでもこの業界の活性化に寄与できればと考え、引き続きこのような様々な取り組みを行っていきたいと考えています!