BRANDING 2015.04.14

【クライアントインタビュー】2016年度新卒採用サイト 関西テレビ放送株式会社様

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2011年度から最新の2016年度まで、6年連続でVogaroがお手伝いさせていただいている関西テレビ放送株式会社(以下カンテレ)の新卒採用サイト。このプロジェクトについて、総務局人事部の澤田様と上林様にお話を伺いました。

― カンテレさんの新卒採用のテーマや課題は一体どんなことなのでしょうか。

テレビ局という業態から、特に関西の学生には会社自体がよく知られていて、幸い応募はたくさんいただけています。しかし、関西以外の地域での知名度は高くないため、より広く全国から応募を集めたい、と考えています。
また、テレビ業界への志望度が元々高い学生だけでなく、テレビ業界を就職先として意識したことがなかったような方にも、採用サイトや説明会などを通じて興味を持ってもらいたい、という思いがあります。

― 今年度の採用コンセプトは「!のタネをつくる。」ですが、どのような背景から生まれたのでしょうか。

採用したい人材像そのものは、以前から変化があるわけではありません。昨年まで3年ほど続いた「自分」や「個性」を強調するコンセプト自体も、カンテレのイメージに即していて、しっくりきていました。
テレビ業界は今、逆風に立たされているという見方が世間では強いです。その一方で、インターネットの発展や新たな技術開発などにより、これまでは考えることもできなかったようなコンテンツの表現方法や、テレビと他のメディアとの連動などもどんどん可能になってきています。テレビ業界には、「今この時代だからこそ」のいろんな可能性が広がっている、という思いがありました。

― コンセプトづくりはどのように進められたのでしょうか。

テレビ業界やカンテレの現状、過去のコンセプトの流れを踏まえて今年度はどうするか、など、キックオフミーティングの際にいろいろ意見を交換しブレストしながら、後日Vogaroさんに具体的なコンセプト案を提案してもらいました。
前年までの「カンテレはいろんな個性の人があつまる集合体」、「自分次第でいろいろな可能性が拓ける」、「自分の道もカンテレの未来も自分でつくれ」など、学生に向けたメッセージをキャッチーなワードと強めのメッセージにまとめたコンセプトではなく、今年は新たにフレーズ系のコンセプトを採用しました。
世の中に「!」を届ける仕事、その「!」を生み出すために社員が日々努力を重ねて、そのタネをかたちにしていくという、コンテンツを生み出し世に送り届けるカンテレとして大切なスタンスを表現しています。

― コンセプトづくりの後、コンテンツはどのように決めていかれたのでしょうか。

前年のアクセス数などを踏まえて良かった点や課題をミーティング時にお話しさせていただき、こちらもVogaroさんにコンテンツ内容をまとめていただきました。
評判の良かった新入社員による学生さんへのアドバイスを対談形式にアレンジしたのをはじめ、カンテレの仕事内容やプロジェクトの進め方、また社員同士の関係性や社内の風通しの良さなどを伝える「カンテレってこんなとこ」を対談形式でつくりました。
カンテレのいいところや人の良さが伝わるいいコンテンツになったなと、個人的には気に入っています。

― コンテンツの表現やクリエイティブの面はどのように進めたのでしょうか。

今年度はトップでの動画の採用が特徴のひとつです。動画にありがちな強いイメージを喚起して押し付けるもの、というよりは、いろんな解釈ができる柔らかいストーリー性を持たせたものに仕上げています。
業界他社の中にはアツさや熱量をアピールするところ、あるいはコテコテの関西色を出していらっしゃるところなどもありますが、カンテレとしては採用では極力間口を狭めたくないと思っていて、シンプルでスタイリッシュなサイトにしたいと思っています。
Vogaroさんには、そのあたりを上手く汲んでもらっていて、都会的で、かつとっつきやすく親近感あるイメージを表現してもらっていると思います。このあたりはもうVogaroさんのセンスにお任せといった感じで、我々が口を出すようなことはしていません。それでも、毎年ですがイメージから外れるようなことは一切なく、Vogaroさんと一緒に仕事させてもらっていること自体が強みになっていると感じています。

― ありがとうございます。学生さんからの評価はいかがでしょうか。

これは今年度に限らずですが、意図したとおり「見やすく、わかりやすい」「暑苦しくなくて、とっつきやすい」という声をよくいただいています。スマートフォンの対応もばっちり整えてもらったので、その点でも非常に評価が高いです。

2016年度新卒採用サイトのMEMBER紹介ページ

― 今年に限らない評価のお話をいただいたところで、弊社は6年間継続してお仕事させているわけですが、どのような点をご評価いただけているのでしょうか。

私たちは、商売柄テレビや映像での表現には慣れていますが、Web上での表現や演出には不慣れな面があります。また、ネットの流行に合わせた新しい手法なども、私たちだけでは追いきれません。ある程度こちらがやりたいことをVogaroさんにお伝えすると、それがWebの最新技術や、弊社の求めるイメージに合わせた表現や見せ方の提案で返ってくる、という流れがとてもスムーズにいっていると感じています。提案にズレを感じたことや、進行で苦労した、という記憶はありません。
進行だけでなく成果としても、見た目・使い勝手とも他社さんと一線を画す採用サイトになっていて、サイトを通じたブランディング・差別化につながっていると実感しています。

― ありがとうございます。最後に、今後の課題等はいかがでしょうか。

採用活動の成果の検証はまだまだこれからですが、今年度のサイトの出来には非常に満足しています。まずは当面の採用をやり切ることですが、今後も、テレビ・マスコミ業界を志望していない、あるいは志望度が低い学生さんたちに対してどうリーチしていくのか、例えばSNSの活用方法など、またVogaroさんに相談しながら施策を考えていければと思っています。

本日はどうもありがとうございました!今後とも引き続き、よいお付き合いをお願いします。