EVENT & SEMINAR 2015.03.16

777interactive 福田敏也氏によるミドルクラス研修

  • まとめ

昨年、弊社にて開催された777interactive代表・福田敏也氏によるミドルクラス研修。 Facebook投稿以降、たくさんの方から反響を頂きましたので、今回、特別に第1回と第2回の内容を御紹介致します。

はじめに

世界的な広告祭での受賞歴や審査員経験のある福田先生。
現在、クリエイティブ業界の若手クリエイターを指導・サポートする活動を活性化しつつ、現役としてデジタルテクノロジーと企業コミュニケーションのつなぎ役として活動されています。
 
今回の講座は、講義とワークショップを合わせ全4回。
前半の講義では、プランニングする上で必要なことを学び、その講義内容をふまえた後半のワークショップではフレームワーク作りの楽しさを体感しました。

第1回 講義 / プランニングと新しさの軸

第1フェーズ

第1回冒頭では、福田先生より博報堂時代から現在に至るまでの仕事について紹介して頂きました。
圧倒的な話題喚起、世界的に注目を浴びる広告とは。
企画はどういう視点で生まれ、どう飛躍させ、世界的な広告賞受賞に至ったのか。
福田先生が手掛けた広告を丁寧に読み解くことで、クリエイティビティ溢れるプランニングについて学びを得ました。

第2フェーズ

プランニングする上で大切な3つの「追求」
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・意味の追求
何のために、課題の本質は何か、独自性、コア価値はどこにあるのか。
じっくり時間をかけた上で、具体設計に入る。
 
・デザイン性の追求
無駄を排しシンプルさを追求した先にある。

・成果の追求
いいデザインを作ることは果たすべき最低線であってゴールではない。
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答えはクライアントの心の中にしかなく、我々はその本音のレイアーにアクセス(対話)することで課題の本質と向き合います。そして、その対話の深度をあげていくことで、より大きな課題と責任に向き合う仕事へと変わっていくのです。
 

第3フェーズ

第3フェーズでは「新しさの軸」について考え、福田先生の実績から「新しさ」を読み解きました。
「新しさの軸」について深く掘り下げて考える。
すると、世界で評価される広告の想像を超える多層的な「新しさの軸」が見えてきます。
世界的広告賞は、「新しさの物差し」の戦い。
広告賞の受賞作を見る際に大切なのは、なぜそれが評価されたのか、という新しさの意味を考えることなのです。

次回に向けた課題

Hondaの「Sound of Honda」について、キャンペーンのアウトプットからオリエン内容、想定ターゲット、コミュニケーションシナリオ、そこで設定される「新しさの軸」を考える。

第2回 課題の採点とフィードバック

第1回の講義後、参加者全員に提示された課題。第2回は各自課題内容を発表しました。
テーマは、2014年にカンヌ広告祭の最高峰ともいわれるチタニウム部門のグランプリを受賞した「Sound of Honda」。
 
当社メンバーは、以下内容を踏まえた様々なアプローチでプレゼンし、福田先生にフィードバックして頂きました。
 
・ 企業ブランドの分析
・ ターゲットインサイトの抽出
・ ビッグデータとリアルの連動
・ 感情サイクルの設計
・ インターフェイスのあり方
 
若手社員が読み取れないような意味や視点を、どれだけ丁寧に分解して説明し、リードするか。
こうした幅広い思考が経験を積んだスタッフには求められており、今回の研修を受けたことでミドルクラスにメンバーに足りていなかったことを認識することができました。
 
第2回では、第1回で学んだ「新しさの軸」をもとに、企画の楽しさと難しさを体感しました。
福田先生、ありがとうございました。